時の流れに身をまかせ Ⅱ

 師走早々、世の中は色々と騒がしくなりそうな雰囲気である。
 高島易断所による老生の今月の運勢は、「過去は過去として、現在の立ち位置を知る事が大切です。人生の質も高まり充実した生活を送れます。物事の先を予測して適切に準備を整えてから行動すれば大きな成果を得られる。」との事。
 そしてまた、先日目にした朝日新聞「折々のことば」のコラムの記事に浪花節の玉川奈々福氏の言葉も思い出された。
 「不安定極まりない中で、ざっぱーんと波に洗われることを、流されることを、恐怖しながらも楽しんでいる部分があります。」
 コラムの著者の鷲田清一氏は、人生は予測不能で、いっも「まさかの展開」に。妙に意思なぞもてば「それが弱みになる」。どうせ予測不能なら、逆にそれを面白がったほうがいいと、編集者から転身した浪曲師は言う。
 背負うものなく、己を「要なきもの」と思うがゆえに柵(しがらみ)にも囚われない、そんな自由を浪花節から学んだと。
 老生もこの歳になれば、時の流れに身を任せ、漂いながら人生を終えるのも一興かなとも思うが、そこまでの悟りもほど遠いようではある。

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