ステイ・ホーム 心静かに想う
コロナ感染終息後の事柄がボチボチと聞こえ初めている。
特に経済の回復は重要ではあるが、ドサクサに紛れての【改憲】はNGである。
今日は憲法記念日。
朝日新聞の「日曜に想う」を読み、特に気になる所を抜粋させてもらった。
日本の憲法というだけでなく、自由や人権を勝ち取るために世界の先人が超えてきた苦難と、流されたおびただしい血と涙に想像をめぐらせたい日だ。
ハンガリーは災いに乗じるように、超法規的な権限を無期限に可能にする非常事態法を成立させた。人権を侵害し自由な言論を阻む懸念が深まっている。
「今はコロナウイルスを殺す時であって、民主主義を殺す時ではない」と憂慮する欧州委員会幹部の声をロイター通信が伝えている。
片や、他国の人々の心に深く染みていたのは、ドイツのメルケル首相のテレビ演説だった。
旧ドイツ出身の首相は旅行や移動の自由は苦労して勝ち取った権利であると述べ、制限は一時的であっても軽々しく決められるべきではないと語りかけた。「しかし今はそれが命を救うために不可欠です」語りかける言葉には、不安にかられる人々がしばしば政治により強い統率や介入を待望しがちな意識を、静かに解毒していくような思慮も感じる。
ナチスの台頭と独裁を許した歴史への深いまなざしゆえだろう。
そして結論は、喝采を浴びたがる*リーダーではこのようにいくまい。と…
*(”裸の王様”状態の何処かの国の首相)
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